この機能は、特定の銘柄を選択してデータを表示すると、他の利用者のアクセス傾向を元に分析されたデータを用い、その銘柄を見た人が他にどんな銘柄をチェックしたのかを教えてくれるというもの。『アマゾン』でよく知られている「この商品を買った人はこんな商品も買っています」「この商品と一緒にこんな商品もチェックされています」と似たような、関連情報表示機能のヤフーファイナンス版といったところ。

「この企業情報を見た人はこんな企業情報も見ています」

ヤフーファイナンスで直接株式を購入するわけではないが、他のユーザーが関連銘柄としてどの銘柄をよく参照しているかが分かれば、少なくとも個人投資家レベルでの連動注目銘柄を察することができ、値動きの動向を推測するための情報として役立てることが可能となる。また単純に「自分はこの銘柄を買ったんだけど、同じ株主は他にどんな銘柄に注目しているのだろうか」という見方もできる。他の投資家の注目動向が確認でき、非常に興味深い。

ヤフーファイナンスにはここ一年の間、ストップ安高一覧表示やチャートフォリオなど、無料でここまで増強して大丈夫なのだろうかと心配するほど次々に役立つ機能が追加されている。今回の機能もちょっとしたものではあるが、非常に役立つ、「なるほど」と感心させられるものだ。次はどのような機能を提供してくれるのか、今から楽しみだ。

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(最終更新:2013/09/16)