コーティングチョコ「M&M's」に企業名や広告プリントサービス

2006年08月05日 20:00

「M&M's」イメージ『ヤフー/ロイター通信』によると、砂糖コーティングで「手に持っても溶けない」ことで有名な粒チョコ「M&M's(エム・アンド・エムズ)」の1粒1粒に、企業名や広告をプリントアウトするサービス「マイ・ブランディング」が来月9月から開始されるという。

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カスタムプリントM&M'sイメージこれは販売元のマスターフーズ社の新サービスとして提供されるもの。企業イメージにあわせた色のチョコレートに会社ロゴなどをプリントし、販売促進用アイテムとしての需要が期待できそうだという。

マスターフーズではすでにテキストベースでのオリジナル「M&M's」サービスこと【カスタムプリントM&M's】が用意されており、誰でも気軽に好きなメッセージをプリントしたチョコを作ってもらうことができる。文字制限が8文字とキツいのがちょっと難。

今回発表された元記事の写真を見ると、テキストだけでなくオリジナルのロゴもプリントできることから、恐らくビジュアルグラフィックデータによるデータ入稿が可能なサービスなのだろう。元々「M&M's」は溶けにくい、つまりプリントされた部分も色あせしにくいから、今回のようなロゴプリントサービスにはうってつけといえる。

どのくらいの細かさまでビジュアルデータが反映されるか不明だが、会社や商品のロゴぐらいなら可能だろうし、簡単なタッチなら漫画やアニメ、それに実写の顔くらいもできるだろう。歌舞(かぶ)いた社長さんなら自分の顔をシンプルにデザインしなおしてもらい、チョコにあしらってもらって配るといったこともしそうだ。また、特に子ども向けアニメの新番組のセールスプロモーションにはぴったりだと思われる。

さて、日本でも似たようなサービスはあちこちで行われており、例えば東京・秋葉原にある老舗和菓子店「松屋」のオリジナルプリント包装袋サービスは有名(【参照記事:秋葉Blog】)。こちらは中身のお菓子ではなく包装紙そのものがオリジナルに出来るというもの。中に入れるお菓子はどら焼き・かすてらラスク、珈琲どら焼きなどがある。

今後は有名どころの商品もその知名度に甘んじることなく、さまざまな「きめ細かな」「個別ニーズにも対応出来るようなツボをつく」サービスを提供することで、さらなる需要拡大や新展開に挑戦する、ということなのだろう。

(最終更新:2013/08/29)

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