BMGジャパン、モーツァルトな「聴くサプリ」を9月6日に発売
2006年08月25日 06:30
生誕250周年ということでちまたでよくその名前を聞くようになったモーツァルト。【BMGジャパン】は「聴いていやされる」をコンセプトにした、6枚組のモーツァルトCD集『聴くサプリwithモーツァルト』を9月6日に発売する。単に「モーツァルトがブームだから」ということではなく、モーツァルトの名曲を難病治療に採り入れている医師の監修を得て商品化した、本格的なもの。
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これは岡山県の【わいわいクリニック】の理事長篠原佳年氏が監修したもので、同氏の著書である『愛のモーツァルト療法』との連動企画。説明書に記載されている60項目からなる自己診断チェックリストで心身の状態を確認し、その状態にマッチしたCDを選べるようにしている。
たとえば「血行を促進する『癒し』のサプリ」は、歌劇「フィガロの結婚」など8曲、「免疫を高める『寛容』のサプリ」には、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第1楽章など11曲で構成されている。このほか「代謝を高める『聴覚再生』」「頭脳を活性化する『脳イキイキ』」「消化力を上げる『生活改善』」「ストレス解消『快眠』」の全6枚がセット。全7.5時間という長編。
クラシック音楽は「いやし」をはじめとするさまざまな効果が期待されているが、特にモーツァルトでは高音域が多く含まれている。これは、胎児が母親の胎内にいた頃に聴こえていた母親の声などに近く、モーツァルトの楽曲を聴くことで、ストレスから開放されるとされている。ストレスと隣り合わせで生活している現代人にとってはうってつけといえよう。
モーツァルトといえば生誕250周年で騒がれる前でも、『沈黙の艦隊』の主人公、潜水艦「やまと」の海江田艦長がお気に入りだった曲としても知られている。ストレスがたまりやすい潜水艦任務についている身として、モーツァルトの曲に潜むいやし効果を知っていたのかもしれない。
(最終更新:2013/09/16)
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