【更新】アメリカ産牛肉「たべたくない」が45%、消極派はあわせて9割近く

2006年08月12日 12:30

牛イメージ[YOMIURI ONLINE]によると読売新聞の調査結果として、先日輸入が再開されたアメリカ産牛肉の安全性に不安を感じている人が、「大いに感じている」「多少は感じている」をあわせると8割に登ることが明らかになった。

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記事によると「不安を感じていない」人は19%に過ぎなかった。さらに「アメリカ産牛肉を食べたいか」という問いには

・食べたい……10%
・食べたくない……45%
・しばらく様子を見て判断したい……43%


となり、消極派が9割を占めている。

すでに輸入再開が果たされたアメリカ産牛肉は一部大型量販店で販売。今後、問題が発生しなければ輸入量が増えると共に販売先も増加し、入手がしやすくなる。また【吉野家(9861)】などの外食チェーン店でも導入が行われる予定。ただ今回の調査結果から見るに、消費者の多くはアメリカ産牛肉の安全性について不安感を持ち、購入を手びかえる傾向にあることが明らかになった。

今後なにごともなければ少しずつ流通量も増え、身近で安いアメリカ産牛肉が見かけられるようになり、「喉元過ぎれば熱さを忘れ」ではないが、この不安感も沈静化されることだろう。しかしもし仮にまた何かあれば、「狼少年」の話ではないが消費者の不安は不信に変わり、アメリカ産牛肉への信頼は底の底にまで落ち込む可能性すらある。

業者には十分以上に注意を続けてもらうしかないだろう。とはいえ確率論的に考えれば、「まったく混入せずに日本へ輸出される」状態が続くのは難しい。また規制に抵触しない形での輸入(加工品など)も続く以上、消費者の「不安」のタネが尽きることはなさそうだ。


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