「からあげクン」は1986年4月、鶏のムネ肉を利用したスナック感覚のから揚げとして登場。発売当初はレギュラータイプだけだったが2年後には激辛の「レッド」も商品化。その後数々のフレーバー(味付け)が限定販売された。ちなみにもっとも売れたものは「ハバネロマヨネーズ」だったという。現在ではレギュラー・レッド・チーズを定番とし、年間3つから4つのフレーバー商品を新たに発売する体制がとられている。

今回この「からあげクン」が生誕20周年を迎えるにあたり、ローソンではサイト上から日本各地域の特色を活かしたフレーバー22種類を開発。そのうえで人気投票を行い、各地域ごとに1フレーバーが選ばれ、全国で7フレーバーが限定発売されるという。

「からあげクン」選挙候補者(?)一覧

例えば関東の場合、

の3つから1つを選んで投票することになっている。どれが当選し店頭に並ぶかは投票者の思惑次第というわけだ。

物好きな当方(不破)だけでなく、他地域の食文化に興味のある人や故郷の味を懐かしむ人にとってはむしろ自分が住んでいる地域以外のフレーバーを楽しみたいところではあるが、現在のシステムではそれはかなわないようだ。例えば九州の「柚子こしょう」や近畿の「柚子ポン酢」など、あっさり味で素敵だと思うし、是非食してみたい気分にさせられるのだが。

ともあれ、消費者の投票で販売商品を決めるという「参加型商品開発」企画の「からあげクン選挙!」。投票結果が楽しみだ。ちなみに当方、「ねぎ塩」に投票してみました。途中経過を見る限りではなかなか健闘しているもよう。がんばれ!(笑)