アイガモ200羽が河川で大量発見、置き去りにされた疑い

2006年08月11日 06:00

アイガモイメージ【asahi.com】などが報じたところによると、兵庫県篠山市大山下の篠山川で8月9日の夕方、多数のアイガモがいるのを近くの住民が見つけ、篠山署に通報、確認したところ川岸や川の中に200羽ほどのカモがいることが確認された。現場ではまるでアイガモが大量に「沸いた」かのような状況だという。

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アイガモイメージ発見された集団のアイガモには飛べないように羽の一部を切られたものもいるため、アイガモを水田に放して雑草や虫を駆除させる(記事左上の写真にあるような)「アイガモ農法用」として飼われていた可能性があるという。また、関係者の話によればこの農法で使っていたとしても一般にはカモ肉として販売するのが一般的で、なぜ今回のように捨てられたのか理由が分からないとのこと。現在篠山署では動物愛護法違反の疑いで捜査を進めている。

一部報道によると、幅20メートルの川の中を100メートルの範囲の中で200羽ものアイガモが行き来している状況だったとのこと。さぞかしすさまじい状況だったのだろう。また保護したアイガモについては警察や市など関係各所が協議をして行く末を決めたいとしている。

愛らしい姿で虫をついばみ、自然な姿で田んぼを守ってくれるアイガモたち。彼らの引き受け先が見つかることを祈らずにはいられない。

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