レギュラーガソリン143円台に突入

2006年08月10日 06:30

時節イメージ【石油情報センター】が8月9日に発表した石油製品市況の週間動向調査(8月7日現在)によると、レギュラーガソリンの全国平均小売価格は1リットルあたり143.7円となり、先週に比べると6.3円高となった(【発表リリースページ】)。これは6週連続しての値上がりとなる。

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今回発表されたガソリンの高価格は、湾岸戦争時の1990年に記録した最高値である142円を超え、石油情報センターが調査を開始した1987年以来の最高値となり、石油価格がいかに高騰しているかがうかがえる。

また、レギュラーガソリンの1週間単位の価格変動幅としては1990年の9円に次ぐ値上がり幅で、状況的に類似していることが分かる。原油先物市場は1バレルあたり80ドルを目指した展開で推移しており、ここしばらくは高値圏が維持されるものと思われる。

自動車を使わねばならない消費者にとっては、いかに節約をするか、工夫が必要となるだろう。また、公共交通機関や歩き・自転車に移動手段をスライドするなど、ガソリンそのものを使わないことも考える必要が出てくるかもしれない。まるで前世紀の石油ショック時代のような話だが、家計の自己防衛にとっては冗談では済まされないお話だ。

例えば【高速道路の給油所で給油する】というような工夫も必要だろう。

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