「私は妊婦です」マタニティマークを首都圏の鉄道事業社が配布
2006年07月27日 06:05
【東京メトロ】など首都圏の鉄道業者16社は7月26日、【厚生労働省】が公募で決定した「マタニティマーク」を8月1日から無償で配布すると発表した(【発表リリース】)。ボトルチェーンタイプ。駅事務室(JR東日本はお客さま相談室)で配布。配布対象は妊産婦本人やその家族など。
スポンサードリンク
この「マタニティマーク」の配布は鉄道利用の際に、「妊娠初期の場合は外見からは分かりにくいため、周囲の方に妊婦と気づいてもらえない」「外見から妊婦の方だと思っても、勘違いに対する恐れから席を譲ることができない」などという意見がお客からあったため、それに応える形で制作・配布することにしたもの。このマークを配布して妊産婦であることを明示してもらい、譲り合いを促進する。採用鉄道会社は具体的には【小田急(9007)】、【京王電鉄(9008)】、【京成電鉄(9009)】、【京浜急行(9006)】、【相模鉄道(9003)】、西武鉄道、【東京急行電鉄(9005)】、東京地下鉄、東京都交通局、【東武鉄道(9001)】、【東日本旅客鉄道(9002)】、江ノ島電鉄、埼玉高速鉄道、東葉高速鉄道、箱根登山鉄道、北総鉄道。
いわば自動車における初心者マークや「子どもが乗っています」マークのようなもの。お客からの声ももっともで、特に後者については「間違ったらどうしよう」という思いが行動を押し留めてしまうことも多い。「マタニティマーク」を見かけたらもちろん、そうでなくとも明らかに妊婦の方々には積極的にいすを譲るよう心がけたいものだ。
スポンサードリンク
ツイート