バイオエタノール、試験販売へ

2006年07月24日 06:30

[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]が報じたところによると、石油代替燃料として注目を集めている植物を原料にしたバイオエタノール燃料について石油元売会社の業界団体で、来年夏をめどに全国50店舗のガソリンスタンドにて試験販売を開始することが明らかになった。

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バイオエタノールは【原油高で注目される「バイオタノール」とは】でも説明したように、サトウキビや廃材などの植物を原料にしたアルコールの一種。ガソリンに混ぜると自動車の燃料として使えるため、原油高の昨今注目を集めている。また、二酸化炭素の排出量削減にも役立つため、環境保護の観点からも各方面で開発が推し進められている。

今回試験販売されるのは、バイオエタノール燃料を混ぜたガソリンで、その混合比率や具体的な場所はまだ未定。これからバイオエタノールの調達先選定や、各社への配送方法などを決めて、2010年度から本格的に導入する予定。

ブラジルではバイオエタノールの普及が進んでおり、この分野においては最先端の技術と経験を持つ国であることで知られている。日本でも本格導入を進めるのなら、ブラジルに教えを請う事も必要だろう。


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(最終更新:2013/08/27)

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