今件は豚46頭を乗せたトラックが中央分離帯のガードレールに衝突し起こったもの。衝突のはずみで荷台の金属製の囲いが外れ、11頭の豚が中央分離帯を越えて対向斜線に逃げ出した。逃げ続けた3頭はケガをしていて動きがにぶかったものの、警察官や道路会社の職員との格闘の末、1時間ほどかかって捕獲されたという。なおこの事故によるけが「人」は無い。

なお今回逃げ出した豚は千葉県旭市の養豚場から東京都内の食肉処理場に運ばれる途中だったとのこと。以前沖縄であったような「かわいいので飼うことにしました」というような話は無く、捕まった3頭もあわせ、食肉になる運命に変わりはなかったようだ。

豚だけにトンだ騒ぎの中トン走したものの、自らの人生ならぬ「豚(トン)生」を変えることはかなわなかったようである。

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