「思い出に残るファミコンゲーム」ランキング、第一位はやはりあの「元祖兄弟アクション」

2006年07月15日 22:15

ゲームイメージ検索エンジンgooで行われた【思い出に残るファミリーコンピュータのゲームソフト】ランキングが発表され、第一位にはやはりというか当然というか、世界的にも有名な赤と緑の陽気な兄弟による[任天堂(7974)]のアクションゲーム『マリオブラザーズ』がついた。

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今回調査が行われたのは、7月15日が、1983年の7月15日にファミリーコンピュータ(ファミコン)を発売した初日であったことから、「ファミコンの日」と名づけられていることに併せてのもの。今回gooではデータを分析し、総合的ランキング以外に男性・女性別のランキングも発表している。

総合ランキングでトップを突っ走ったのはあの『マリオブラザーズ』。一画面内でさまざまな仕掛けが施してあるゲーム画面の中で、敵を床の下から叩いて気絶させた上でけり落として退治するという、センスのある内容。また、二人同時にプレイが可能で、協力プレイはもちろん、邪魔をしあうこともできる柔軟性にはきわめて高い評価を受けた。

第二位には『マリオブラザーズ』の兄弟分にして一人プレイ・アクション性を高めた『スーパーマリオブラザーズ』。最近はニンテンドーDS版も発売されて好調な売行きを見せ、マリオの人気に衰えがないことを実感させてくれる。第三位は『ドンキーコング』。最近は名脇役としてその座を固定のものとしつつあるが、このタイトル自身ではマリオの敵として登場している。「キングコング」をほうふつとさせるものだったに、今では単なる「大きめの愛らしいゴリラ」の立場なのが笑いを誘う。

第四位になって初めて任天堂以外のタイトルが登場。『ドラゴンクエスト』はいまだに新作が発売され続けているという、日本では第七位の『ファイナルファンタジー』と並ぶ代表的なロールプレイングゲーム。かつては「ドラクエ行列」「ドラクエ休暇」という言葉がテレビニュースで語られるほど、多くの日本人の心をとりこにした。

とりこにした、という意味では第五位の『テトリス』や第六位の『桃太郎電鉄』もしかり。さらにランキングを下にさかのぼると「そういえばそんなタイトルあったっけ」という、懐かしささく裂モードのタイトルが並ぶ。

【男性だけのランキング】【女性だけのランキング】を比べてみると、トップ2までは同じだが、それ以降には微妙な違いがあるのが見受けられる。短時間ですぐに遊べるパズル系が女性陣には受けが良いようだ。

これらのファミコン時代の名タイトルは、その多くが携帯ゲーム機向けにリメイクされていたり、携帯電話のソフトとして提供されている。今再度プレイしてみると「こんなものだったっけ」とあらためて驚かされることもあるが、同時にゲームそのものの面白さの原点を再認識できるに違いない。

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