ユニチカではこれまでも数多くのユニフォームを製造販売しているが、最近の地球温暖化や異常気象による作業環境に対する改善要望の高まりを受けて、今回の「冷やしてMe(みぃ～)」開発となった。特に快適性を向上しつつ動きやすさなどを損なわないようにする点に注意を払ったという。

リリースでも指摘されているように、これまでにも保冷剤や送風ファンなどを用いた冷却服は発売されているものの、作業性が低下したり冷却性に欠けるなど、効果としては今ひとつのものが多かった。今回発売される「冷やしてMe(みぃ～)」は、体を冷やす効果のあるツボを的確にカバーするように、背中と胸部のポケット部、およびハイネック仕様の首筋部分に冷凍した保冷パックを装着するように設計している。

また、直射日光が当たる首のつけね部分には、専用の保冷パックと、結露の気化熱で冷える特殊繊維を内部に使用しているとのこと。他にもユニチカの技術をフルに活用し素材分野でも冷却・運動性共に優れたものになっている。さらに「高輝度再帰性反射クロス」を襟部に使用しており、夜間時の安全性にも配慮している。

販売セットにはベスト本体の他に、冷却パックを計6つ、洗濯ネット、携帯保冷バッグなどが入っている。サイズはLとLL、価格は1セット6300円と、このタイプのものにしてはお手軽な値段。重量が記述されていないのが少々気になる。

「冷やしてMe(みぃ～)」冷却効果

リリースには冷却効果についても書かれていたが、具体的にどこまで冷えるのは実体験してみないと分からない。当方(不破)も外回りをする機会が多いため、もし楽天市場などで販売するようなことになれば、入手をして実用した上でレポートを検討している。もちろん予算が下りれば、の話だが(笑)。

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