ファミリーマート(8028)の佐世保バーガー
2006年07月18日 19:35
「Garbage Shot」第三十二回。今回は先に【ファミリーマート(8028)で7月18日からあの佐世保バーガーを全国発売】で紹介した、[ファミリーマート(8028)]が7月18日から期間限定で発売している佐世保バーガー。あの佐世保バーガーが東京在住の自分にも食することができるということで小躍り状態のまま近所のファミリーマートに突貫した。
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ハンバーガーやオニギリが陳列してある棚には、残りひとつの佐世保バーガーが鎮座ましましていて「私を食べてっ」状態。速攻でわしづかみにしてレジに駆け込む。「温めますか」の問いには、自宅で写真撮影をする必要があるので「いいです」と返答。お値段は360円。
先の記事にもあるように、佐世保バーガーとは太平洋戦争直後の1950年、駐在していたアメリカ海軍から直接レシピを聞いてアメリカ人向けに作り出されたハンバーガーが由来。当初はレシピそのままのアメリカナイズなハンバーガーだったが、佐世保の町が発展すると共に現地のハンバーガーは佐世保風のアレンジを受け、独自のハンバーガー文化を育て上げてきた。
リリースによれば今回発売されるファミリーマート版「佐世保バーガー」は、特徴である「甘めのバンズと甘めのマヨネーズ」を使用すると共に、ソースにはオニオン入りのトマトケチャップ、具剤にはオーストラリア産のビーフ100%を使用したパティ、ベーコン、半熟目玉焼き、レタスとトマトスライス、スライスチーズが組み合わされている。重量は188グラム。また、パッケージには概要として、「甘めのパンズにビーフパティ、スィートマヨネーズ、オムレツ、ベーコンをのせフレッシュ野菜を組み合わせました。(からし、黒胡椒を使用しております)」とある。パッケージ写真を見る限りでは、ボリューム感たっぷりな月見バーガー野菜こんもりバージョンな感じ。
ファミリーマート(8028)の佐世保バーガーイメージ
……どうやら店で買い求める際、「わしづかみ」にしたのがいけなかったらしい(笑)。少々へたれた姿で袋の中から初のご対面となってしまった。具が一部ずれてしまったのか、オムレツがはみ出ている。
中身を確かめるために上のパンズを開いてみた。パッケージ写真にあるように、マヨネーズ、レタス、スライストマト、オムレツ、ベーコン、ビーフパティの姿が見える。ちょっとした「ハンバーガーの満漢全席やぁ★」な雰囲気。
電子レンジに入れて早速食してみる。具のボリュームがあるため、しっかり両手で持って口に運ばないと、横からぼろぼろ落ちてしまう。一口食べるたびに、柔らかいパンズやトマト、ふにふにとしたオムレツ、サクっとしたレタスなど色々な食感が口の中で広がり、大きな満足感を与えてくれる。
味も悪くない。オムレツが多少半熟だったが、これはこれで○。とろりと出てくる黄身が味わいを深めてくれる。なによりどっしりとした重厚感がたまらない。パンズとマヨネーズが多少甘めなのが食べやすさをプラスしてくれるのも、普通のハンバーガーとは違うところ。
現地の佐世保バーガーはもっと大きく、味わいもどっしりとしたものだろうが、それでも「佐世保バーガーとはいかなるものか」を十分に楽しむことができた。ファミリーマートには(もちろんファミリーマート以外のコンビニにも)、このような「ご当地のうまいもの」を商品化してほしいものだ。
参考までに。パッケージに記述されている栄養成分は次の通り。熱量363Kcal、たんぱく質17.6g、脂質18.9g、炭水化物30.9g、Na910mg。数値を見てお分かりの通り、食事制限中の当方にはちょっと辛い値。半分だけ食べて残りは明日のお楽しみ。
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