佐世保バーガーとは太平洋戦争直後の1950年、駐在していたアメリカ海軍から直接レシピを聞いてアメリカ人向けに作り出されたハンバーガーが由来。当初はレシピそのままのアメリカナイズなハンバーガーだったが、佐世保の町が発展すると共に現地のハンバーガーは佐世保風のアレンジを受け、独自のハンバーガー文化を育て上げてきた。今回ファミリーマートで販売される「佐世保バーガー」に協力を行う【財団法人佐世保観光コンベンション協会の専用ページ】を見ても、実に数多くのオリジナリティに富んだ佐世保バーガーがあることがうかがえる。

リリースによれば今回発売されるファミリーマート版「佐世保バーガー」は、特徴である「甘めのバンズと甘めのマヨネーズ」を使用すると共に、ソースにはオニオン入りのトマトケチャップ、具剤にはオーストラリア産のビーフ100％を使用したパティ、ベーコン、半熟目玉焼き、レタスとトマトスライス、スライスチーズが組み合わされている。重量は188グラム。

販促物には、やなせたかし氏のデザインによるイメージキャラクタ「佐世保バーガーボーイ」「させぼのボコちゃん」を使用。さらに期間限定ながら、一部ドリンクとセットで買うことによる割引キャンペーンも行うとのこと。

佐世保バーガーは記事での掲載もあわせ何度か取り上げてきたが、関東住まいの当方(不破)にとって、佐世保関連のイベントに遭遇しない限り手にすることは出来ず、地団駄を踏みつづける状態が続いていた。

今回このような形で、気軽にコンビニで佐世保バーガーが手に入るとは夢にも思わなかったわけで、まさに「飛び跳ねるほどの」嬉しさを感じずには得られないというのが本音。値段と大きさから予想するに、佐世保で販売している佐世保バーガーと比べると一回り小さいようにも見受けられるが、それでも「佐世保バーガー」には違いない。今から発売開始が楽しみでならない。

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