任天堂(7974)、ニンテンドーDS用ブラウザの発売日7月24日に決定
2006年07月15日 07:00
[任天堂(7974)]は7月14日、同社が発売している携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」「ニンテンドーDS Lite」で、インターネット上のウェブサイトを閲覧出来るソフト『ニンテンドーDSブラウザー』を7月24日から発売すると発表した(【発表ページ】)。
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同ブラウザソフトは、ニンテンドーDS(Lite)の2画面とタッチスクリーンによって、見やすく分かりやすい操作を実現したブラウザソフト。インターネットへの接続には、無線LAN(IEEE802.11)を使って接続する。電源を入れればすぐにネットへの接続ができ、お気に入りのページをあらかじめ登録しておけばタッチペンの1回タッチで表示が可能。
なお今ブラウザでのアクセスは、自宅での接続環境(Wi-Fi USBコネクタとパソコンを使ったアクセスも可能)以外に、公衆の無線LANサービスやニンテンドーWi-Fiステーションでも使用可能。パソコンと比べると狭いDSの画面でウェブサイトを効率よく閲覧するために、さまざまな表示モードも用意されている。
使用しているブラウザエンジンはOpera8.5。HTML、XHTML、XML、CSSのほかSSLなどにも対応。ただしFlashや動画音声ファイル、PDFなどプラグインを必要とするものには対応していない。また、Webメールサービスは一部使用可能。ブックマークの情報はセーブできるが、それ以外の画像やホームページの内容をセーブすることは不可能(DSの電源をOFFにすると、画像やホームページは消えてしまう)。
さらに、使用対象が子どもである場合が多いことを考慮して、ブラウザ自身の稼動を制限したり、有害ホームページブロックサービスを利用することもできる。
ニンテンドーDSがまた一つ新しい「大空に飛び立つための翼」を手に入れたようで、大変興味深いオプションといえよう。今年の冬までには当方も本体共々手に入れて、これ向けの企画が何かできないかな、とふと思ったりもする。それくらい「ワクワクさせてくれる」内容であるのは間違いない。
ちなみに、DS用とDS Lite用とでは商品の規格が異なる。もし予約注文する場合には注意が必要だ。
(最終更新:2013/09/17)
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