この「脳年齢 脳ストレス計 アタマスキャン」は【セガトイズ(7842)、総合医科学研究所(2385)と医療のおもちゃで業務提携。第一弾は「脳年齢 脳ストレス計アタマスキャン」】でも報じたように、[セガトイズ(7842)]と【総合医科学研究所(2385)】の業務提携によって生まれた「医療をテーマにしたおもちゃ」シリーズの第一弾。

「脳年齢 脳ストレス計 アタマスキャン」は総合医科学研究所による「精神検査方法及び精神機能検査装置(ATMT:Advanced Trail Making Test)」という技術を用いたゲームソフトで、これは精神疲労や痴呆に関する定量評価システム。あらかじめ定められた順にポイントされる所定数のターゲットをタッチパネル画面上にランダムに配置して表示し、被験者にその定められた順に各ターゲットをポイントさせて各ターゲットの探索に要した探索反応時間を測定し、この測定値に基づいて被験者の神経機能を演算し、数値化するというもの。

リリースでは「自分の脳ストレスを正確に把握して、そのストレスを解消することで、効果的な脳トレーニングが可能になる」とし「脳を若く健康に保ち、脳の機能を向上させる新習慣を今日からはじめましょう」とうながしている。

「脳年齢 脳ストレス計 アタマスキャン」DS版ではさまざまなゲームを楽しみながらATMTで検査を行い、脳年齢やストレス度を測定、さらに反応時間などのデータ計測と蓄積なども行えるようだ。

『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』のヒットを皮切りに、玩具系アイテムの市場や携帯ゲーム機、そして最近ではパソコンなどにも「脳トレ系ソフト」が続々登場している。特にニンテンドーDSには元祖タイトルの登場元であるだけに、多くの脳トレソフトの発売プラットフォームとなっている。今回の「脳年齢 脳ストレス計 アタマスキャン」もまたしかり、である。

子どもだけでなく大人やお年よりも、それぞれの目的で気軽に楽しめる「脳トレ系ソフト」。これからますます多くのタイトルが登場することだろう。何より、すべての年齢層が遊べるところが素晴らしい。今後もさらに多くのメーカーによってこのような知的ゲームが発売されることを期待したい。

(C) SEGA

(最終更新:2013/09/18)