【更新】薬の用法を分かりやすくする絵文字「ピクトグラム」、ほぼ倍増の51個へ

2006年07月22日 12:30

ピクトグラムイメージ[YOMIURI ONLINE]によると、日本国内の製薬会社などで構成する任意団体【くすりの適正使用協議会】は7月20日、医薬品の正しい使い方を子どもや高齢者にも分かりやすく表示する薬の絵文字「ピクトグラム」を23種類追加したと発表した。これによりピクトグラムは合計で51種類になった(発表リリース、PDF)。

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これは2004年2月に、薬局などで医薬品を処方する際の説明文書に張り付ける28種類の絵文字を公表したものに続く追加で、実際に先行28種類の絵文字を使った薬剤師の意見を集めるなどしてデザインを改良したり、要望の多い絵文字を追加したもの。

追加された絵文字は次の通りに区分される。

・薬の使用法を説明したもの……4種類
・時間の目安……7種類
・薬の使用時における禁止事項……12種類


また、禁止事項を示す絵文字については、これまで赤い斜線で示していたが、より強調するため赤で×(バッテン)印の表示に変更された。



ピクトグラムイメージ

ピクトグラム一覧

見た限りではビジュアルですぐに内容が分かる、きわめて有効で素晴らしい絵文字が揃っており、薬を使用する側としてもこのようなルールの策定は嬉しい限り。願わくば、(子どもだけで薬を入手して使用する状況は考えにくいが)説明文の漢字表記をひらがなにしたタイプも作ってほしいところだ。「就寝前に」と漢字で書かれても読めない子どもも少なくないだろう。

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