【更新】「この漫画が目に入らぬか」水戸黄門が38年目にして初の漫画化
2006年07月05日 06:50
[YOMIURI ONLINE]によるとTBSの長寿時代劇『水戸黄門』がその1969年からの歴史としてははじめて公式にコミック化されることが明らかになった。小学館の子ども向け学習雑誌【小学五年生】とコラボレートした『水戸黄門外伝 DokiDokiアキの忍法帳』というもので、シリーズ内番組にも登場する少女忍者のアキが主人公になる。
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漫画の連載は8月発売の9月号から、「水戸黄門」のドラマそのものも第36部が7月24日にスタートするとのことで、今後は祖父母と孫が一緒に「水戸黄門」を楽しみに待つという姿も見受けられそうだ。
漫画の主人公アキは、水戸黄門らの旅に同行する少女くの一で、伊賀の首領の血筋。テレビドラマ版では2002年の第31部から登場し、人気を博しているという。また彼女単独でストーリーに登場するのではなく、漫画ではアキのお守りやくの忍者や、その守り役のライバル忍者がアキと同じ世代のキャラクタとして登場するとのこと。当然「水戸黄門」の主軸メンバーである黄門様や助さん・格さんなども登場し、ドラマの世界観を活かしながら独自のストーリーが展開。さらにアキとお守り役の「カワイイ恋心」も描かれるという。
漫画を担当する『すぎえみこ』先生は「ドラマでは描けない部分をプラスして、明るく元気な魅力を引き出せたら」とコメントしているという。
「水戸黄門」そのものは長寿番組として有名だが、実は公認の漫画化は今回が初めてとのこと。番組の魅力をさらにかき立てる企画としての漫画化ということで、番組制作側でも期待をしているという。
すぎえみこ先生のタッチがどのようなものかは上記のリンクから既存執筆作品を見て大体把握できたのだが、ごく普通の少女漫画タッチな画風で、子どもくの一がどのように描かれるのか楽しみといえる。
いや、実はそれよりも、水戸黄門のおなじみの面々、黄門様や助さん・格さん、そして風車の弥七やうっかり八兵衛(は出てくるのか??)がこのタッチでどのように描かれるのか、見てみたい。また、孫が漫画を持ちながらおじいちゃんらと一緒に、「水戸黄門」を見る様子を想像すると、何となくほほえましさを感じるのは当方だけではあるまい。
(最終更新:2013/09/17)
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