今回発売されるボトルは、1980年に実際に発売されていたグラスボトルの形状やデザインを忠実に再現したもの。中身は通常のコカ・コーラ、ファンタオレンジ、スプライトで変わらず。

またヨーヨーは当時流行ったヨーヨーをそのまま再現したもので、「チャレンジヨーヨー」「スーパーヨーヨー」「ギャラクシーヨーヨー」「幻の超レアヨーヨー」のいずれかが入っているという。そして「ブランコ」「東京タワー」などのヨーヨーの遊び方を解説した「ヨーヨーテクニックミニ教本」も同封されているとのこと。

80’s帰ってきたヨーヨー&復刻デザインボトル

今回の復刻版発売に合わせ、一部店舗ではヨーヨーチャンピオン(!)を招いてヨーヨーイベントも開催予定。

過去においてコカ・コーラでは、1970年代後半に「コカ・コーラオリジナルヨーヨーキャンペーン」と称し、海外から「ヨーヨー名人」こと外国人による「赤いブレザーを着たヨーヨーチャンピオン」によるデモンストレーションやヨーヨーコンテストを全国各地で開催。日本における第一次ヨーヨーブームを引き起こした。さらに1980年には「帰って来たコカ・コーラーヨーヨー」キャンペーンで、第二次ヨーヨーブームをたきつけている。

今回のキャンペーンで手に入る可能性がある「ギャラクシーヨーヨー」などは、1980年のキャンペーンでプレゼントやコンテストの優勝者しか手に入れることができず、当時の子どもたちには「お宝アイテム」に他ならなかった。

ヨーヨーはどちらかといえば室外で、他人にその腕前を見せるというスタイルの遊び用のおもちゃ。子どもたちの遊びのスタイルが変わった現在、どこまでヨーヨーが流行り受け入れられるのか、興味深いところではある。