30メートル以上も飛ぶ、スーパーな竹とんぼ2点
2006年07月16日 07:00
【中国新聞】において、広島市の「竹とんぼひろしま」というグループが率先し、上空約30メートルまで飛ぶスペシャルでオリジナルな竹とんぼを作る工作教室のことが紹介されていた。プロペラに工夫をし、回転動力も独自の工夫をしているという。
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詳細は元記事を参照してほしいが、通常の竹とんぼが両手で刷り込むようにして軸を回転させて動かすのに対し、この竹とんぼでは軸に巻きつけた糸を思いっきり引っ張って回転させ、プロペラが軸から離れて大きく飛ぶという。竹とんぼ、というよりアメリカ製のプロペラのおもちゃの竹工作版のような気がする。
「オリジナルの、オーソドックスな竹とんぼでももっと飛ぶものがあったはず」と記憶していたので、色々調べてみたところ、【スーパー竹とんぼ(国際竹とんぼ協会)】というページでそのままズバリのものが見つかった。サイトの紹介によれば、従来の竹とんぼに物理学の知識を盛り込むことで、スンバらしい性能を発揮するようになったという。形状・飛ぶスタイルもいわゆる普通の竹とんぼだが、「滞空時間は17秒、飛距離は120メートル以上」と、これまでの竹とんぼの常識をくつがえす飛行能力を持つらしい。
同サイトでは「スーパー竹とんぼ」の創り方について、写真付で詳しく説明している。また、完成品間近の「スーパー竹とんぼキット」の通信販売も行われている。飛行性能を考えると相当な場所の確保が必要になるが、それでも「スーパー」な竹とんぼの飛び様に興味がある人も少なくないだろう。
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