マクドナルド(2702)、ヘルシーで平焼きな新メニュー「ピタマック」を期間限定販売
2006年07月21日 06:00
[マクドナルド(2702)] は7月20日、8月4日から期間限定(24日まで)で新メニューの『ピタマック タンドリーチキン・トマト』を発売すると発表した。チキンのみは270円、チキントマトは290円。バリューセットや夏ピタセットも販売する。
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『ピタマック タンドリーチキン』『ピタマック タンドリーチキントマト』は、油分が少なく、もちもちとした食感を持つ平焼きパン「ピタパン」(主食として中近東では古くから食べられているパン)に、肉や野菜などバリエーションあふれる具材を詰め込んだヘルシー感のあるハンバーガー。どちらかといえばライバル会社のモスバーガーやケンタッキーあたりが出してきそうなメニューではある。また、見た目もマクドナルド商品らしくはなく、すぐにイメージが沸かないあたり、かえって意外性を感じさせる。
リリースでは今商品を、バランスのとれた食生活と運動によるアクティブなライフスタイルを応援するマクドナルドからの提案「Balanced,Active Lifestyles」として、今春に発売した「サラダマック」に続くものと位置づけている。一言で表現すれば「健康志向で低カロリーな新メニュー」。
新メニュー「ピタマック」
正式な全国発売は8月4日からだが、これに先立つ形で、東京のお台場デックス店をフラグシップ店舗として7月20日から先行発売。さらに発売記念キャンペーンということで全国に「ピタマック」を告知する意味も兼ねて「ピタマックカー」を運行し、先行発売・お披露目イベントを行うという(【運行報告ブログ】あり)。
ターゲットは健康志向の女性。マクドナルドがなぜこの時期にイメージを一新する商品を出したのかといえば、一言で表現すれば「価格戦略がうまくいかなかったから」。数年前までのマクドナルドはご存知の通り低価格路線や高級路線への転換を繰り返し、結局顧客離れを招いてしまった。
社長の原田泳幸氏はまず、例えばできたてを出せるキッチンシステムにするとか味わいを改善するというように「サービス」に力を入れた。その上で、「安さ」と「良質のサービス」を兼ね合わせることを戦略上の重要ポイントとして位置づけ、新商品の開発にも力を入れたという。その結果が今回の「ピタマック」というわけだ。
今回の「ピタマック」はスパイシーで(主食はともかく)おやつとしてはなかなかナイスなテイストとのこと。さすがにピタマックを食べるためだけにお台場に行くのは難しいところがあるが(笑)、全国発売開始の8月4日以降にでも試食してみるつもりだ。
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