立花証券によるアドウェイズ(2489)の誤発注損失は15億円

2006年07月19日 06:00

株式イメージ【Mainichi INTERACTIVE】などが報じたところによると、6月20日に【立花証券】が新規上場銘柄【アドウェイズ(2489)】の売り注文を間違って出した、俗に言う「誤発注問題」で、立花証券の損失が15億5300億円にのぼったことが7月18日に明らかになった。立花証券側では「今期の収益に多少の影響はあるが、内部保留などは十分であって長期的な影響はない」とコメントしているという。

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また今回の誤発注を反省し、立花証券では新規上場銘柄の売買について、誤発注再発防止策を7月18日付けで導入したことを発表した(【発表リリース】)。初値がつく前の注文価格が、公募価格の上下20%を超えた場合や、発行株数の0.5%以上の発注をした際には警告音が鳴る仕組み。

東証でもすでに似たような自動排除(30%超えなど)・警戒システムを導入しているが、立花証券の仕組みはこれよりも厳しい。東証よりチェック基準を厳しくて再発防止の有効性を高める狙いがある。

最近の誤発注問題はシステムの問題だけでなく、ヒューマンエラー(警告があったが入力者が無視した、など)によるところも大きい。システム自身の改築はもちろんだが、担当者一人一人の質の向上も必要になるだろう。


■関連記事:
【本日の誤発注情報:アドウェイズ(2489)で立花証券による誤発注発生】

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