2006年度前半の流行語は「ライブドア」とスポーツ関係? 検索キーワードから流行をたどる
2006年07月04日 07:00
現在[楽天(4755)]の一事業となっている検索エンジン・ポータルサイトのインフォシークは7月3日、同サイトの検索サービスで使われたキーワードを2006年1月1日~6月30日で集計した「Infoseek 2006年上半期 キーワードランキング」を発表した(【発表リリース】)。それによると上半期の流行キーワードは「ライブドア」およびその関連語句と、スポーツ関係が上位を占めた。
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リリースによると総合部門での上半期の人気キーワードランキングは次の通り。Pはポイントで相対的な検索件数を表したもの、パーセンテージは1位を100とした場合の下位キーワードの割合。
1位 ライブドア 2471P 100%
2位 2ちゃんねる 1318P 53%
3位 無料 1169P 47%
4位 荒川静香 1095P 44%
5位 大阪 1035P 42%
6位 ダ・ヴィンチ・コード 1025P 41%
7位 楽天 983P 40%
8位 株価 961P 39%
9位 堀江貴文 936P 38%
10位 攻略 861P 35%
ライブドア関係では今年の当初から証券取引法違反容疑で強制捜査が同社に入り、その後も何度と無くメディアを騒がせるような事実が発覚し、まさに時の人ならぬ「時の言葉」となった。現在に至るも「村上ファンド」絡みで関連性を指摘されるなど、色々な意味で再注目されている。
またスポーツ部門で「イナバウアー」で一躍有名になった荒川静香嬢を筆頭に、ワールドベースボールやワールドカップなどスポーツ関係のイベントが相次いだこともあり、関連キーワードが多く検索されている。
リリースでは番外編として「涼宮ハルヒの憂鬱」(オリコン1位にしようとファンを主体に2ちゃんねる&ブログムーブメント)や「たらこキューピー」(身長21cm/体重450g。シュールさがウケて、グッズ化されるほどの人気に)などにも言及されているのが面白い。
毎年年末になると「今年の重大(十大)ニュース」というネタが世間一般を闊歩(かっぽ)するようになる。今年前半多くの人に注目されたこれらのキーワードのうち、どれだけのものが年末まで人々の心の中に居続けることができるだろうか。注目したいところだ。
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