「フェスパー」はドイツ語の「Vesper(午後・午後のおやつ、間食、夕方の礼拝)」を語源とし、メイド喫茶では珍しく「男子禁制」の場となっている。これは「萌え文化」のイベントエリアの中でも女性率・女性の興味をひく割合が比較的高いメイド喫茶について、女性だけの店舗を運営することで、男性の目を気にすることなく女性陣に楽しんでもらおうという意図があるようだ。

開店日時は毎週水曜と木曜(祝日は休み)の11時45分から16時15分。常勤メイドさんは2名、メニューには各種ドリンクやスイーツのコースの他、特製パフェ、さらにはメイドさんとの記念撮影コースも用意されている。

性別による入場制限がないのがメイド喫茶の常だが、実際には男性の入場者が多く、女性には入りにくいという状況もあるのだろう。その意味では、今回オープンした「フェスパー」は「メイド喫茶に興味があるけど、ちょっと恥ずかしくて女性だけでは行きづらいな……」と思っているメイド喫茶初心者の女性陣には福音となるかもしれない。