宝物博物館
2006年06月25日 17:30
「Garbage Shot」第二十八回。今回は以前【黄金発見!】で紹介したノルコーポレーションの「黄金発見!」の姉妹品的な食玩「宝物博物館」。
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同社の発掘コレクションシリーズはたいていが箱に収められているのだが、今作はなぜかコーヒー豆を入れるような麻袋のミニサイズ版で提供されている。袋にはアンモナイトのビジュアルと共に「FOSSILE WORLD」(化石の世界)の文字が躍っている。
宝物博物館
パッケージを開けてみると先の「黄金発見!」のように砂をほじくりかえすというような趣向は無く、透明プラケースにおさめられた化石と説明のパンフレットが1枚。雰囲気的にはやはり「発掘」した方が気分が出るが、軟い化石でそれをやると悲劇が起きる可能性が高い。この方法にしたのは妥当な線だろう。
「宝物博物館」では全部で8種類の中から一つの化石が入っている。時代は古生代から中生代を経て新生代まで。中身もウニやオウムガイ、ウミユリのくき、貝、アンモナイト、恐竜の骨、サメの歯など、値段とパッケージの大きさに相応したもの。さすがにハチ入りの琥珀とかはないようだ(笑)。
個人的にはアンモナイトに深い思いいれがあるので「アンモナイトが当たればなぁ」と思っていたのだが、中に入っていたのは「サメの歯の化石」だった。昔は天狗の爪として祭られたり、煎じて薬として飲まれたというものだから、これはこれで味わい深いものがあるといえよう。
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