愛知県の蒲郡競艇場にメイドさんが接客するビアホール登場

2006年06月08日 12:30

メイド喫茶開業マニュアルイメージ【東海日日新聞】によると愛知県蒲郡市竹谷町の蒲郡競艇場内に、昭和30年代の飲食店や劇場、駄菓子屋などが並ぶ街並み「昭和アーケード」が再現された。6月7日から開催される「蒲郡トトまるナイト特別」レースでお目見えし、9月25日の「蒲郡ボート大賞」までオープンするという。

スポンサードリンク

「昭和アーケード」の中心となる飲食店街には、焼きそばや天むす、手羽先、大判焼きなどを販売する名古屋市の有名店(昭和食堂、地雷也、名駅柳橋鐡板堂など)が特別出店。昨夏に初めて登場したビアホールも出店する。また、当時流行ったフォークライブや駄菓子屋などもあるとのこと。

さらに雰囲気を盛り上げるため、小屋がけの茶の間の4畳半には、ちゃぶ台やひばちなどを用意。当時の若者が夢中になったジュークボックスやあこがれの車だった軽自動車「スバル」や二輪車「スーパーカブ」が並び、ホーロー看板なども掲げられた。

注目すべき、もとい気になるのはホールでの接客で、メイド喫茶風のウエイトレスがオーダーの受け答えをするとのこと。元記事の写真を見る限りでは、ピンクのふりふり装備・絶対領域の確保など、「メイドさん」としての最低限の装備は満たしているようだ。

昭和の街並みにメイドさんが闊歩するのは多少以上に違和感がある、というより別世界な雰囲気の気がするが、さりとて当時の状況を反映してはかま姿というのも(それはそれで味わいはあるが)客引きとしては今ひとつと判断したのだろう。

今イベントでは市は2000万円もの予算を投じて売上回復を目指しているという。市競艇事業部では「古くなった建物を生かし、年配者にはなつかしさ、若者には新しさを感じてもらいたい」とコメントしているとのこと。メイドさんの導入で「新しさ」というより「萌えらしさ」を感じてしまいかねないが、ともあれ頑張ってほしいものだ。


(最終更新:2013/09/18)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ