インフォシーク、マネー情報サイト上で村上ファンド大量保有銘柄の一覧を掲載
2006年06月03日 06:30
ポータルサイトのひとつインフォシークのマネーコーナーで6月2日、村上世彰代表が率いる投資ファンド(『村上ファンド(www.maconsulting.co.jp)』などによる「村上ファンド」)が大量保有する銘柄一覧が掲載された(【該当ページ】)。
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これは6月2日各誌が一斉に村上ファンドへのニッポン放送株式に絡んだインサイダー取引の疑いによる事情聴取について報じられたのに伴い、村上ファンドが株式を大量保有している銘柄が「連想売り」として大幅に売り込まれ、結果として同日午前の株価大幅下落を招いたもの。構造的には今年頭のライブドアなどへの強制捜査で、ライブドア関連銘柄が一斉に売りこまれた状況に似ている。
一覧には村上ファンドが5%以上株式を保有している上場銘柄が赤で囲った枠内に掲載されている(5月30日までに財務省に提出した大量保有報告書を根拠としているようだ)。以下はその全銘柄である。
【中村屋(2204)】 【エフ・ディ・シィ・プロダクツ(2671)】 【ダイドーリミテッド(3205)】 【サークルKサンクス(3337)】 【TRNコーポレーション(3351)】 【セブンシーズホールディングス(3750)】 【特種製紙(3881)】 【ウッドランド(4652)】 【ヒュー・マネジメント(4778)】 【USEN(4842)】 【ホシデン(6804)】 【新日本無線(6911)】 【東京ソワール(8040)】 【松坂屋(8235)】 【阪神電気鉄道(9043)】 【住友倉庫(9303)】 【東京放送(9401)】 【GMOインターネット(9449)】 【東京美装興業(9615)】 【日商エレクトロニクス(9865)】 【ダイワボウ情報システム(9912)】
「ピンチをチャンス」とできるかどうかは、銘柄の選択も必要になるだろう。だが「ライブドアショック(マネックスショック)」の経験則を活かすことができれば、思いがけない結果を生み出せるかもしれない。
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