座り方を教えてくれて、座っていても疲れないイスや自転車

2006年06月29日 12:30

アーユルチェアーイメージ[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]の[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]にて、パソコン端末の前に長時間座っていることの多い我々に、ちょっと気になる情報が放送された。「座っていても疲れにくい」をテーマに、疲れにくいイスや自転車、ベッドなどが続々登場しているというものだ。

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アーユルチェアーイメージパソコン作業や事務など、イスに座って机の上の資料やモニターとにらめっこする時間が長い多くの人にとって、腰痛をはじめとする「長時間の座り姿勢による疲れや痛み」は、それこそ「頭痛のタネ」。一定時間起きに席を立ち背伸びをしたり、気晴らしに散歩できれば良いが、周りの目を考えるとそれもなかなか難しい。また、ついクセで妙な姿勢のまま長時間座ってしまい、身体をゆがめてしまうこともある。

今日放送された「まちかど情報室」では、そのような「現代人の悩み」を解決すべく、イスや自転車などで工夫された商品が発売されているというもの。まず紹介されたのが、「姿勢トレーニングチェア」こと『アーユルチェアー』。これは、肺の断面図のような尻底(座面)部分と背中を包み込むような背もたれを持つイスで、座っている人に「正しい姿勢」を強要するものだという。

【アーユルチェアーのサイト】によると、このイスは日本人向けに作られたもので、「アーユル」とはサンスクリット語で「生命」を意味するものだという。元々西洋人の体格向けにつくられているイスたちの中で、はじめて日本人の身体向けとして作られたものであるとのこと。

正しい姿勢で座らない(座れない)と、集中力に欠けるだけでなく、関節や筋肉痛の原因ともなり、内蔵や背骨への無理な負担もかけることになる。よく「人間工学に基づいたデザインのイス」を見かけることがあるが、アーユルチェアーは日本人の体格を元に作られたイスということで、無理なく姿勢を正すことができるようになるはずだ。何より「長時間座っていても疲れない」というのはありがたい。実際、放送で紹介された人も「座り方を教えてくれるいす」「体全体が疲れず座れるところがいいなと思います」など、琴線を刺激するような感想を語っていた。

ジャイアント社の自転車イメージまた自転車の話では、『ジャイアント社の自転車』が紹介されていた。これは構造的に足を前に踏み出すようにペダルをこぎ前に進むように工夫されているというもの。加えてその力をサドルについた大きな背もたれが吸収、さらに上半身を起こした姿勢にすることで、腰や肩に無理な力がかからないのだという。番組に登場した人は「今までにないくらいお尻や腰が楽。楽ちんな自転車」と笑顔で語っていた。

どちらも通常のイスや自転車と比べると割高なのが難点だが、人類が二本足で立つようになった時から常に悩まされる問題の一つともされている「腰痛」を少しでも解決してくれそうなアイテムとして、注目したいところだ。


(最終更新:2013/09/04)

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