「ちゃんぽん」+「ハンバーガー」=「ちゃんぽんバーガー」!?
2006年06月24日 12:45
【asahi.com】によると長崎名物のちゃんぽんをハンバーガーの具にした「ちゃんぽんバーガー」が長崎市で話題を呼んでいるという。ちゃんぽんの麺や具、スープに衣をつけて油で揚げたものをパンにはさんだという、まか不思議なもの。
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関東在住の当方(不破)には「ちゃんぽん」というと「多種のお酒をまとめて飲んだ状態」がまず頭に思い浮かぶが、そもそもその状況も「色々多彩な具が入っている麺食」というところからつけられたもの。それだけ多くの具が入っているちゃんぽんをハンバーガーの具にするとは、発想としては面白い。元記事によると、「口に含むと、キャベツのシャキシャキとした食感と、衣のサクサク感の間にスープの味が広がる」という。某ハンバーガーチェーン店Mの「グラタンコロッケバーガー」のようなものだろうか?(写真は元記事に大きなものが載っているのでご参照あれ)
「ちゃんぽんバーガー」の開発をしたのは長崎県長崎市鍛冶屋町にある【ハンバーガーショップ・Mix】。半年もかけて開発したという。定価は380円。「勝負するなら地元のもので」と、長崎名物のちゃんぽんをハンバーガーの具にすることを発案。最初はお好み焼きや天ぷら風にちゃんぽんを調理してみたが、食感に納得がいかず、とろみをつけたちゃんぽんに衣をつけて揚げることを思いついた。ところがパン粉をつけて揚げると、衣がパンクするなど失敗続き。100個もの試作品を経てようやく衣のつけ方を開発したという。
先の例にあげた「グラコロ」と比べても、「ちゃんぽんバーガー」にはイカやえび、もやし、キャベツ、そして麺まで入っているあたり、意外性に富んだ品物といえる。
すっぱめのイチゴと甘いアイスが融合した「雪見大福」や、アイスクリームの上下をクッキーで挟んだ商品における「柔らかい食感」と「堅めの食感」など、二つの相反する食感が口の中で同時に広まると、ちょっとした驚きと共に美味しさが相乗効果を生み出し、それぞれを別個に食べるにも増した味わいを楽しむことができる。この「ちゃんぽんバーガー」もその「相乗効果」を楽しめるのと同時に、長崎名物のちゃんぽんも疑似体験できるのだから、お得感があるのだろう。
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