D3(4311)、あの「ハートマン軍曹」を思わせる教官が登場するSIMPLE2000シリーズ「THE歩兵」を7月27日に発売

2006年06月30日 06:30

「歩兵」イメージ廉価ソフトの大御所として知られている【D3(4311)】は、プレイステーション2用ゲームソフトとして『SIMPLE2000シリーズ Vol.102 THE歩兵 戦場の犬たち』を7月22日に発売する。税込2100円。

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「歩兵」イメージ『THE歩兵』は世界大戦下において、ある小隊の一兵士となったプレイヤーが、自動小銃などさまざまな装備・アイテムを駆使して戦うという、歩兵アクションゲーム。ゲームの仕組みはミッション方式で、「標的の破壊」「制限時間内に生還」「敵部隊のせん滅」など、多種多様なミッションが合計30種類用意されている。それぞれのミッションの特性を十分把握し、自分自身が生き残ることはもちろん、任務遂行を果たすためにベストな選択(作戦、使用装備、その時その時の判断など)をしなければならない。

このタイプのゲームによくある、経験値獲得でプレイヤーが強化されるシステムももちろん搭載。敵を倒してアイテムを手に入れ経験値を上げることで、射撃精度の向上や体力のアップ、使える装備の拡張などの面でプレイヤーは強くなる。パワーアップは任務遂行により大きな柔軟性を与えてくれることだろう。

戦車や戦闘機と比べると地味だと思われがちな歩兵戦。だが、プレイヤーの親近感やリアルさという意味では、歩兵に成り代わるのが一番と思わせてくれる内容だ。

ゲーム内容ももちろんだが、今作で注目したいのはその演出。プレイヤーの上官として登場する人物やその行動、科白(せりふ)が、歩兵戦やその教練で有名な映画『フルメタル・ジャケット』(スタンリー・キューブ監督)のハートマン軍曹(ロナルド・リー・アーメイ)のノリそっくりなのだ。【公式サイトページ】でもその様子が経験談としてレポートされているほど。

実際にプレイをしていないのでまだ不明だが、名前をつける時以外にも「最初と最後にサーを付けろ!」「海兵隊員は許可なく死ぬことを許されない!」「パパとママの愛情が足りなかったのか、貴様?」などのような無茶苦茶で愛のこもった科白回しを聞くことができるのだろうか。

ちかごろD3では同シリーズで「地球防衛隊タクティクス」「日本特殊部隊」「メイド服と機関銃」など、歩兵絡み、戦闘がらみなタイトルを次々と開発している。開発陣・企画陣がほどよいノリで発想を具象化しているのではないかと思うと、喜ばしくなってくるのも事実だ。特に今作を見ていると、そんな気がしてならない。


(最終更新:2013/09/18)

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