「店内飲食」のファミリーマート(8028)実験店をDaily Portalがレポート

2006年06月13日 06:30

時節イメージ先に複数のコンビニエンスストアが新たな事業開拓の一環として、店内で食事が出来るスペースを提供するという「店内飲食」のプロジェクトを試験的に開始している話を記事にしたが(【コンビニ各社、「店内飲食」を集客の目玉に】)、ニフティ提供の情報提供サイト【Daily Portal】において【ファミリーマート(8028)】の店内飲食試験店の体験レポートが写真付で掲載された。

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先の「店内飲食」の記事では実験店は東京都千代田区のファミリーマートとのみあるが、調べた限りでは千代田区内にはファミリーマートは全部で9件ある。そのいずれかの店舗だが具体的にどの店は今回の元記事でも語られていない。

レポートではメニューの商品カード一覧の写真をはじめ、実際にラーメンと餃子、そしてコーヒーをオーダーして試食するようすが写真付で紹介されている。普通のお客がコンビニ内で買い物をしている横で、清々粛々と食事を採るようすがおかしくもあり、興味深くもある。

また、記事から判明したことだが、商品カードで購入できるラーメンや餃子以外に、コンビニ部分で売っているさまざまな商品も「店内飲食」部分で食べることができるという。最近ではよく「店内で手にしたパンをレジまで持っていかずにその場で食べ、その袋をレジに見せて清算する」という、マナー知らずのスットコドッコイ的な子どもが増えているという話を耳にしたことがあるが、このような場所を創れば「食のエリア」を提供することになるので最低限の礼儀は守られるのではないか、とも思う。

元記事では”「コンビニ売り場」と「一人暮らしの食卓」。この二つの日常が同じ場所で再現されたとき、それは非日常になる”と表現されているが、言い得て妙。動物園の中で生活している動物たち的な感触なのかもしれない。

提供される食品の味は「良い意味で没個性」とのこと。例えるなら、サービスエリアなどで販売しているあのラーメンの味だという。また、パックされた状態で提供されるので、そのままお持ち帰りも可能とのこと。これは便利。

個人的には各食品の栄養成分の明細があると、オーダーの際に便利かな、ということを感じた。それが成されれば近所のファミリーマートでも導入してほしい仕組みと実感したのは偽らざる本音だ。もっとも近所の店舗ではスペースがとれないだろうから、現実味は無いのだが(涙)。


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(最終更新:2013/08/27)

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