任天堂(7974)、DSの累計販売台数840万台・DSライトの生産を夏以降に220万台/月へ増強と発表
2006年06月08日 06:00
[任天堂(7974)]は6月7日東京都内で経営方針説明会を開催し、同社の携帯ゲーム機ニンテンドーDS(含むライト)の日本国内における販売台数が、発売から1年半経過した5月末時点で約843万台に達したことを明らかにした。ゲーム機では市場最速(【説明会動画への移行ページ】)。
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説明会の中で任天堂の岩田聡社長は「脳を鍛えるソフトなどで、ゲーム機に関心がなかった人たちを呼び込み、市場の縮小に歯止めをかけることができた」と、俗に言う「ライトユーザー」を上手に取りこめた結果であると分析。特にDSライトは日本国内では3月に発売以来、3か月で200万台を売るなど好調。4月は80万台以上、5月は160万台以上を生産。夏以降には月産220万台体制を整えるという。
任天堂のゲーム機の生産台数としては、2001年に発売した携帯ゲーム機「ゲームボーイアドバンス」を最大で月230万台を生産していたのが最高で、今回のDSライトの生産体制はそれに次ぐ大規模な水準となる。
一般ユーザーの取り込み、新しいジャンルへの挑戦と成功、ハードの大量普及、携帯機への挑戦、通信ゲームの「布教」など、任天堂は着実に王道を進みつつある。
「気がつけば 任天ディーエス 一人勝ち 楽しく気軽に 遊び追求」
と詠みたくなるような、そんなゲーム業界を想う今日この頃だ。
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