ロッテ、プロ野球選手を「ビックリマン」にした「ビックリマンプロ野球チョコ」を7月18日から販売
2006年06月09日 06:30
【MYCOMジャーナル】などによると【ロッテ】はシール付きのお菓子として知られている「ビックリマン」のテーマにプロ野球選手を取り入れた「ビックリマンプロ野球チョコ」と「ビックリマンプロ野球シールガム」を発売する。ビックリマンプロ野球チョコは7月18日から関東・静岡で限定販売、それ以外の地域では8月29日から発売となる。ビックリマンプロ野球シールガムは7月18日から全国発売。価格は両者とも1個80円(税別)。
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「ビックリマンプロ野球チョコ」には、ウエハースチョコが1枚入っていて、そのオマケに「BMプロ野球2006シール」が1枚封入されている。このシールは日本のプロ野球の人気選手を、ロッテの人気商品「ビックリマン」のSDキャラクタタッチでコミカルに描いたもの。12球団から各2名ずつ、計24名の選手がシール化に際して選ばれている。元記事にはその選手一覧が記載されているので、気になる人はごらんあれ。
また裏面には球団ユニフォームをデザインし、データや選手から寄せられたオリジナルメッセージ(例えば千葉ロッテマリーンズの渡辺俊介投手なら「目指すは世界一のアンダースロー投手」など)も記載。現在も復刻版や新シリーズで根強いファンを持つビックリマンと、最近ようやく人気を盛り返してきたプロ野球のコラボレーションは、プロ野球球団の運営に関わるロッテならではの企画と言えよう。
また、一方の「プロ野球シールガム」は、コーラ味のフーセンガムのオマケとして「プロ野球シール2006」が1枚封入されている。「プロ野球シール2006」は選手の写真を使ったメインシールと、背番号・球団ロゴ・球団マスコットなどをデザインしたミニオプションシールで構成。裏面にはプロフィールなどが記載されているほか、野球バトルゲームも楽しめるようになっている。こちらも全24種類で、ビックリマンプロ野球チョコと同じ選手が選ばれている。なお、ロッテによればこれらの商品は全国のコンビニやスーパーのほか、千葉ロッテマリーンズの本拠地である千葉マリンスタジアムでも販売が予定されているという。
トレーディングカードが一般化したのはアメリカの大リーグカードのブームがきっかけと言われている。その意味では日本でも、やはりある程度メジャー化しているプロ野球カードというコンセプトと、子どもたちがトレーディングカードと同じように楽しみながら集めているビックリマンシールをコラボレートさせて企画化するあたり、非常に面白いと評価できる。
権利問題など色々なハードルがあるのだろうが、24選手といったケチ臭いことをいわず、毎年更新する形で12球団すべての1軍選手を網羅したシールを作り出して世に送り出し、さらに名球会入りしたOB選手をプレミアカードとして含ませるなりキャンペーンプレゼントの賞品として用意すれば、それこそ鼻血が出るほど人気を集めると思うのだがどうだろうか。
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