埼玉県でひょうが降る。その大きさ、直径38ミリ
2006年06月29日 20:30
【Mainichi INTERACTIVE】によると、埼玉県内各地で真夏日を記録した6月28日、埼玉県熊谷市に直径38ミリのひょうが降ったのが観測されたという。今のところ人的被害は確認されていない。
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記事によると同日、群馬県内で発生した積乱雲が南下し、夕方までに気温が32.5度まで上昇した熊谷市では、午後6時ごろから雷やひょうを伴う激しい雨となった。この時に直径38ミリのひょうが観測されたという。ひょうの被害で葉モノの農作物やビニールハウスに被害が出る可能性もあるとのこと。
氷のつぶが空(雷雲)から降ってくるのを「ひょう」や「あられ」と呼んでいるが、一般的には直径5ミリ以上であればひょう、それより小さければあられとなる。今回の場合は文句なしにひょう。
38ミリというとおおよそピンポン玉くらいの大きさ。その大きさの「氷のかたまり」が降ってきたのだからたまったものではない。ちなみに日本最大のひょう被害は1933年6月14日、兵庫県で手のひらサイズのひょうが降り、174名もの死傷者を出したことが記録されている。また、中国では過去に、かぼちゃ大のひょうが降ったこともあるようだ。最近ではワールドカップが開催中のドイツで6月16日の夕方、テニスボール大のひょうが降るなどして大きな被害が出ている(【参照:gooニュース】)
ひょうなだけに、その大きさのあまりに「ひょーう」と驚いてばかりもいられないようだ。
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