セブンイレブン(3382)のオリジナルお菓子「極上のひとくち」シリーズがモンドセレクションの最高金賞と金賞を受賞

2006年06月24日 07:00

モンドセレクションイメージ【セブンイレブン(3382)】は6月23日、同社が発売しているミニサイズのお菓子シリーズ極上のひとくちの複数商品が、「食品のノーベル賞」とも言われている【モンドセレクション】において最高金賞と金賞を受賞したと発表した(【発表ページ】)。

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極上のひとくち フィナンシェイメージ「モンドセレクション」は世界的に権威ある食品コンテストで、EC(ヨーロッパ共同体)とベルギー王国の経済省がはじめたもの。食品の品質の向上をうながすための評価が目的。食物と非食物の2セクターに大別され、食物セクターでは飲料水部門やチョコレート・菓子部門などが用意されている。100点満点中95点以上が特別金賞(Grand Gold Medal with Palms)、85点以上が金賞(Gold Medal)など。同じ食品が3年以上連続して金賞か特別金賞を受賞すると「国際高品質賞(International High Quality Trophy)」が授与される仕組み。日本でも【グリコ(2206)】のアーモンドチョコレート(1962年)を皮切りに、三立製菓のバタービスケットや【ロッテ】のチョコパイなど数多くの商品が受賞している。

また、「極上のひとくち」はセブンイレブンのオリジナル菓子の一つで、「今日のあなたのご褒美に」をキャッチコピーに、一口サイズの高級菓子を安価な価格(40円から380円)で提供するコンセプトで構成されている。製作側のポリシーは「こだわりある素材を、丁寧な製法で」。

今回最高金賞を受賞したのは、説明コピーいわく「黄金色のふっくらと柔らかな焼菓子です。焦がしバターをたっぷり使って、ひときわリッチに仕上げました」な「極上のひとくち フィナンシェ」。他に「エクストラビターチョコカカオ68%」「極上のひとくち バタークッキー」「極上のひとくち バームクーヘン」が金賞を受賞している。

最近各コンビニで「極上のひとくち」のようなミニサイズ、一口サイズのお菓子を提供するプライベートブランドの開発が積極的に推し進められている。主に小腹がすいたOLやサラリーマンのニーズに応えるべく開発されたものだが、ミニサイズで多数の種類を用意することでお客は「選り取りみどり感」を満喫できるし、店側にすれば限られた面積で顧客単価を高める(通常の買い物にあわせた「ついでに買い」を期待できる)ので、お客とお店両方から重宝がられている。

今回の「極上のひとくち」のモンドセレクション受賞は、しのぎを削りあっている一口サイズのプライベートブランド競争において、セブンイレブンに確実なアドバンテージを与えることだろう。

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