30歳以上の過半数がひざに痛みや違和感を感じるという調査結果
2006年06月22日 12:30
各種化学薬品や機能性素材を開発生産している【焼津水産化学工業(2812)】は6月16日、「30歳以上の56.1%もの人がひざに痛みや違和感を感じている一方、その半数が治療も予防もしていない」という調査結果を明らかにした【発表リリース】。多くの人の悩みのひとつであるひざへの痛みに、無頓着、あるいはあきらめを感じている人が多いのがうかがえる。
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今調査は今年の4月に30代から60代の男女800人を対象に実施。その結果、全体の56.1%もの人が「ひざに痛みや違和感がある」と回答した。だがそのうち47.7%と半数近い人が「治療や予防をしていない」と回答している。つまり、ひざの痛みや違和感を覚えながらも半数がそのまま放置をしていることになる。放置の理由について60歳代に質問したところ、「(歳なので)仕方ないから」がトップ。「特に理由はない」「面倒くさい」が続いている。
ひざ関節の専門家である福岡重雄医師(静岡リウマチ整形外科リハビリ病院、サッカーJ
リーグ・清水エスパルスチームドクター)は、「半数以上の人が“痛み”もしくは“違和感”を感じているという結果に驚いています。さらに、60代の人たちの多くが、ひざの痛いのは『仕方のないことだ』と諦めてしまっていることは残念です。適度の運動と体重管理を心がけ、効果的な機能性食品などを利用することにより、早めに対策を取ることが肝心です。ひざ関節痛は放置して悪化させてしまうと、元には戻せなくなります」と話している。
焼津水産化学工業が、関節の痛みに効果があるとされている機能性素材「N-アセチルグルコサミン」の製造販売をしているというのもあるが、それを差し引いても少々驚きでもあり、現実を思い知らされた調査結果ではある。当方(不破)もネフローゼで入院する事態になった時、後で思い返して見ればかなり前から症状は出ていたものの、「歳だから」「面倒くさいから」として対策も採らずに放置していた経験がある。
神経過敏になるのも問題だが、無頓着だったり自分の身体を過信するのもどうか、ということなのだろう。
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