民主党、「電車男」ならぬ「実現男」を神奈川補選で擁立へ

2006年05月20日 12:30

インターネットイメージ[このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています]によると民主党は自民党の亀井善之元農水相の死去に伴う衆院神奈川16区補選(10月22日投票・開票)で、元経済産業省官僚の後藤祐一氏(36)を擁立する方針を固めた。後藤祐一氏は「電車男」ならぬ「実現男」と名乗り、その言葉どおりさまざまな目標を実現するプロセスを自分のブログで公開している。

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記事によれば後藤祐一氏は横浜市生まれで東京大学法学部卒業後、経済産業省入りを果たし、経済改革特区や市街地活性化制度の立案に参加。2005年7月に退官後、「実現男」を宣言。「新宿でごみを1000個拾う」「浅草で『ありがとう』と5回言われる」などの「公約」をかかげて、それを実践するありさまをブログに展開。人気を集めている。

後藤祐一 実現男を見てみると、確かにさまざまな「公約」の実現に向けた後藤氏のはりきりぶりが見て取れる(プロフィールを見ると現在は【ポリシーファクトリー】という会社でディレクターをしているようだ)。ブログ内宣言によれば、

(1)必ず週1回やる!
(2)何を実現するかは読者から募集!
(3)実現模様をブログに載せ、実現できたかは読者が決める!


というポリシーを決め、それに基づいて色々と「実現」に挑戦している。元記事では格好いい「公約」が例として挙げられていたが、ブログを見るといきなり最初が「お正月を祝い鏡餅を全部一人で食べる」とあり、他に「白線の上だけを歩いて新宿縦断」「自作ギャグで街の人を笑わせる」「飼い主よりも犬に好かれる」「世界一臭い食べ物を完食」など、検索サイトのコラム系ページのような雰囲気をかもしだしている。

とはいえ、実現のプロセスを動画で配信するなど体裁はなかなか本格的であり、ディレクターとしての本業発揮のさまがうかがえる。さらに【私が会社で何やってるか】を読むと、おふざけ一辺倒ではなく、むしろこれらの行動が「すべて計算された上での”ウケ狙い”なのでは」という思いすら頭によぎる。

さて、「何を実現するかは読者から募集!」とあるので「衆院神奈川16区補選に立候補して当選する」という公約を応募してみるというのはどうだろうか(笑)。案外、本当に実現できてしまうかもしれない。

なお同選挙区ではすでに亀井善太郎氏(35)(亀井善之氏の長男)が自民党から出馬する意向を示している。

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