「昼食は 妻がセレブで 俺セルフ」第一生命、サラリーマン川柳の人気作品発表
2006年05月16日 06:30
【第一生命】は5月15日、恒例の「サラリーマン川柳コンクール」の人気投票の結果を発表した(【発表ページ】)。第一位に輝いたのは、「有閑倶楽部」的に優雅でゴージャスな食事を楽しむなど俗に言う「セレブ」ブームに乗って生活を満喫する妻の裏で、倹約にいそしまねばならない夫の哀愁を詠んだ作品「昼食は 妻がセレブで 俺セルフ」だった。
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「サラリーマン川柳コンクール」毎年恒例となっている時節を折り込んだ川柳を募集するというもの。入選作100編が発表され、その上で人気投票が行われていた。昨年の第一位が「オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る」だったのと比べると、より切実さが現れている作品といえよう。
「サラリーマン川柳コンクール」の上位入賞作品は、その時代の世相や事件を色濃く反映しており、時代の流れを端的につかみとることができる。例えばITバブル末期から崩壊のさなかに募集された2002年では「ドットコム どこが混むのと 聞く上司」が第一位になるなど、今から見直すと懐かしさを覚えるものも。そう考えると今年の上位入賞作品「年金は いらない人が 制度決め」「ウォームビズ ふところ常に クールビズ」「片付けろ! 言ってた上司が片付いた」など、今年は心の底から笑えるものはあまり多くなかったような気も。
来年はもう少し明るい内容の作品が上位を占めるような世の中になってほしいものだ。
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