アニメイト、ビブロスの一部事業を受けついだ新会社リブレ出版を設立
2006年05月11日 06:30
【新文化】が報じたところによると、【ビブロス事業を引きつぐアニメイト、関連子会社3社と新会社設立へ】にもあるように先日倒産したビブロスの「BE×BOY」(ビーボーイ)関係の出版事業を譲り受けた【アニメイト】らが出資し、新会社リブレ出版(Libre Publishing)を5月8日に設立したことが明らかになった。記事によれば漫画雑誌の早期発刊を目指し、現在取り次ぎ外車との間で取引口座取得のため、条件交渉をしているとのこと。
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アニメイト側では先に、「BE×BOY」関連事業は6月にも開始したいという意向を表明していたため、それに向けた手続を着実にこなしていることになる。
新文化における情報は以上だが、同人誌関連の情報を逐次収集公開している【同人誌生活文化総合研究所】などの情報やそのサイトに掲載されていた関係者向けの書類によれば、新会社リブレ出版の社長には、アニメイトのグループ会社の一つでありアニメグッヅの商品供給や販売促進企画提案の実施、個人情報交換誌「Fint Out」の企画編集を行う【株式会社コデア】の社長・岩越孝夫氏が就任、事務所も旧ビブロスのそれの一部がそのまま利用されているという。
新会社リブレ出版とアニメイトの関係については色々あるようで上記サイトでも一部が報じられているが、まだ会社が立ち上がったばかりということもあり、詳細は不明。リブレ出版のサイトが立ち上がって各雑誌などが発売されるようになれば、逐次情報が公開され、話も分かるようになるだろう。
なお気になる関連冊子について上記サイトなどでは「マガジンBE×BOY」「小説b-boy」「BE・BOY GOLD」の復刊は既定、6月7日発売で「マガジンBE×BOY」7月号から事業はスタートするとのことで、ひとまず安心する人も多いではないだろうか。
リブレ出版の社名でもあるLibreとはフランス語・スペイン語で「自由な」という意味の形容詞。英語のLiberalに相当する。同社の社風やこれからの事業展開が自由に、そしてのびのびと行われることを祈ろう。
■関連記事:
【ビブロス事業を引きつぐアニメイト、関連子会社3社と新会社設立へ】
【ビブロスのビーボーイ事業、アニメイトに売却へ】
(最終更新:2013/08/28)
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