ゲームソフトランキング更新、『.hack//G.U. Vol.1 再誕』トップにつく
2006年05月26日 19:30
メディアクリエイトが発表した2006年5月15日~5月21日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、計測週のトップの座にはバンダイの新作ロールプレイングゲーム『.hack//G.U. Vol.1 再誕』がついた。近未来のネットワークゲームをテーマにした、多角メディアで展開するストーリー「.hack」のゲーム部門のタイトルで、今回はその第一作目。正確には「.hack」の少し後の時代を舞台にしている。次回作にステータスを引き継げるなどシリーズものならではの仕組みや、サブイベントの豊富さに救われるところはあるが、「3分割」のストーリーには「待ち遠しい」という意見と「じれったい」という意見の両方が相対峙している。
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第二位には『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』が。「いつまで頭鍛えてるねん!」と突っ込みが入りそうなほど毎週売れ続けている。ハードもますます好調なペースで流通数を増やしているし、ここしばらくは順調に良い順位を維持し続けることだろう。
第三位はやはり第二位同様おなじみとなりつつある『テトリスDS』がランクインした。こういう単純明快なパズルゲームは、一度熱中しだすと時間の流れを忘れてしまうから不思議なものだ。「ちょっと息抜きに五分だけ」という遊び方が一番危ない(笑)。
第四位には先週トップだった『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』が。ランキングではなぜかいつも「もっと」より下なのだが、これは新規に本体を買った人が「どうせなら」と新しい方を買うがためなのだろうか。そして「面白かったので前作も見てみようか」と、今作に手を伸ばすという購入パターンが推測される。もしその推測が正しければ、「もっと」が売れ続ける限り今作もセールスは安泰ということになる。
今週は新作、比較的新しいタイトルはほとんどが下位においやられ、かろうじて『.hack//G.U. Vol.1 再誕』がトップについたくらい。第一週目で早くもそのタイトルの運命がほぼ決まる、ということなのだろうか。
閑話休題。【コーエーネット(2697)】による、最新作でないタイトルのレンタルサービス「レンタネット」が先日スタートした。ゲームのセールスランキングにどのような影響を及ぼしうるのか、注目したいところだ。
(最終更新:2013/08/17)
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