Amazon.co.jpで「大人も遊べる 脳を鍛えるおもちゃ」コーナーが登場
2006年05月22日 12:30
Amazon.co.jpは提案型の通販サイトでもあるのだが、その「提案」の一つに『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』などがきっかけでブームとなり、今や定番アイテムとしての座を確保しつつある「脳力開発・知的探求シンプルゲーム」が加わった。『大人も遊べる 脳を鍛えるおもちゃ』がそのページだ。
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具体的にはページを見てもらえれば分かるのだが、『脳を鍛える大人のDSトレーニング』をはじめとするゲーム機やパソコンソフトにおける「脳力開発」ではなく、専用携帯電子ゲームや電子ゲーム以外の「おもちゃ」で「脳力開発」に挑戦しようというもの。確かにこれだけずらりと並べられると、「なるほどな」というものがある。
【「脳を鍛える」川島隆太教授監修の学研調査結果本の中身を拝見】でも少々触れたが、学研などでは電子的ゲームに限らず、「ゲーム・おもちゃ」という広い枠組みで「脳の活性化」さらには「リハビリテーションの道具」の可能性を模索しており、かの川島隆太教授も協力して研究が続けられている
先の記事に掲載した「調査結果本」では、積み木やカードゲーム、囲碁や粘土にいたるまで、実際に手足を動かして楽しむゲーム・おみちゃを多数挙げて、「脳力開発」「リハビリ」への効果性を掲げている。例えば写真にある『木遊日物語-6種類セット』は、前頭前野が活性化し、思考力などを高め情動を抑制する働きがあるという。
今後ますます携帯ゲーム系において「脳力開発系」ゲームが普及すると共に、リハビリの観点から、電子的ゲームだけではなくそれを含めた「おもちゃ・アーケードゲーム」の「有効活用」が叫ばれ、登場することになるだろう。【リハビリ向けのゲーム導入を行う福祉施設増加中】でも紹介した、福祉施設へのアーケードゲームの導入の話もあわせ、注目したいところだ。
(最終更新:2013/09/18)
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