イー・トレード証券(8701)、さらに手数料値下げのキャンペーン実施。信用取引で最高300円/件

2006年05月10日 06:30

株式イメージ【イートレード証券(8701)】は5月9日、2006年6月1日から8月31日までの間、株式委託手数料を大幅に引き下げるキャンペーンを行うと発表した(【発表リリース】)。期間限定ではあるが、先に【イートレード証券(8701)、株式手数料大幅引き下げ、6月1日から10万円まで無料、30万円まで税込315円】で発表した手数料値下げにさらに拍車をかける内容となっている。リリースでは「顧客基盤の拡大を目指すと同時に、顧客の更なる投資コストの削減に努めるもの」と理由について説明している。

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キャンペーン内容の詳細は上記リリースを参照してほしいが、特に元々信用取引の手数料が安いのが特徴のイー・トレード証券において、破格値的な設定が行われている。1約定ごとに手数料が決定する「スタンダードプラン」では、信用取引では最大300円(現行は472円)、現物取引では20万円以下なら100円(現行472円)。1日の約定金額で手数料が決まる「アクティブプラン」では、信用取引において50万円以下なら250円(現行525円)・1000万円以下で900円(現行で最高8400円)など、先に発表・適用予定の「微少額取引での割安感」をとりわけ信用取引の面で・他の価格帯でも感じることができる設定となっている。

今回発表されたキャンペーン内容は、説明理由を見てもほぼ間違いなく先日発表された【野村グループ(8604)のジョインベスト証券、100万円まで業界最安値水準の手数料900円で参入】に応じたものと思われる。それだけネット証券業界において衝撃が走った証明ともいえよう。利用者にしてみれば安さ爆発カメ(中略)的に手数料が割安になるのは大歓迎だが、その分他の面、例えばメンテナンスやサポートなど、がおろそかになったり、競争激化の結果体力が削られて経営が不安定になってしまうのは勘弁被りたいものだ。

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