【更新】ライブドアオート(7602)、商号をカーチスに変更へ
2006年05月29日 19:55
【ライブドアオート(7602)】は5月29日、同日開催した取締役会において、6月29日の株主総会に会社提案として、商号を「株式会社カーチス(CARCHS Co.,Ltd.)」に変更する旨付議することを決定した([発表リリース、PDF])。
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リリースによれば、今回の商号変更は現在ライブドアオートが取り組んでいる、「親会社 株式会社ライブドアの不祥事に起因し、毀損したライブドア・ブランドによる営業への影響を払拭し、信頼回復の早期実現と経営・営業体制の再構築による収益基盤の強化」の一環として行われるもの。また新商号の由来については
アーチ状の橋や虹を連想させる造語（CAR＋ARCH＋S）で、クルマを「売りたい人」と「買
いたい人」の架け橋となるという意味が込められ、クルマを媒体とし、消費者の架け橋となり、あらゆるビジネスの可能性を創造する企業の意味が込められています。例えば、CtoBtoC、CtoC、国内から世界へ、消費者のライフスタイルを充実させるための架け橋、そして、より豊なクルマ社会、クルマ文化を創造する架け橋となる、スケールの大きな我々の思いが込められています。さらに、調査・探す（CAR＋SEARCH）の意味も込められ、我々のビジネスモデルである「買取・直販」を強くアピールいたすものであります。
と説明している。
なおライブドアオート(カーチス)は【発表リリース、PDF】にもあるように、ライブドアに対し資本・業務提携の無効を確認する訴訟を起こしている。今後他の会社のサポートがつくのか、それとも独り立ちするのかは不明だが、ライブドアオート(カーチス)が少なくとも言葉どおり、名実共にライブドアグループからの脱却を推し進めていくことだけは間違いあるまい。
蛇足だが「カーチス」といえば、宮崎アニメの代表作「紅の豚」に登場した水上機としても有名(つづりは違うが)。今回の社名変更はある意味、非常にセンスとユーモアがあるといえよう。
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