【更新】小学校低学年の4人に1人が「よく考えよう お金が一番大事だよ」
2006年05月18日 06:00
[YOMIURI ONLINE]によると、【金融広報中央委員会】の調べで小学校低学年の4人に1人が、「お金が一番大切」と考え、「お金持ちは格好いい」とも考えていることが明らかになった。全国の児童生徒8万7447人を対象に実施した調査結果による(【子どものくらしとお金に関する調査】
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小学生低学年では69%、中高生では77%から79%が、「お金より大事なものがある」と回答。その一方、高校生の30%、中学生の26%、小学校低学年の25%が「お金が一番大切」だと答えたという。また、「ヒルズ族」がマスコミを騒がせているという世情もあってか、中高生の5人に1人は「お金持ちは格好いい」と考えている。
またこのお金への願望を裏付けるように、「お金をたくさんためたい」と考えている割合は、小学校低学年で74%なのに対し、中学生は88%、高校生は90%と、学年が上がるほど増えている。
お金はすべてではないが、お金で大抵のことができてしまうのは事実。日本が資本主義である以上、お金があればあるほど手段と選択肢が増え、願望をかなえられる可能性が高いのもまた事実。よい方向で作用するように大人が導いく必要はあるだろうが、今回の調査結果から明らかになった「お金への執着」は、一概に悪いというわけではあるまい。
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