トムス(3585)、「ラブandベリー」などのアニメを投入
2006年05月31日 12:30
アニメ製作会社【トムス(3585)】は5月30日決算説明会を行い、その中で【セガサミー(6460)】【セガトイズ(7842)】と連携し、同社の人気作品である『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』や『爆丸(ばくがん)』などのアニメ作品を計4タイトル投入することを明らかにした(発表レジュメ、PDF)。
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アニメ作品の投入は2007年3月期の事業計画の中で語られたもので、セガ関連では他に『ソニックX』の名前が見受けられる。
『オシャレ魔女ラブandベリー』はセガが展開している、男の子から爆発的な人気を集めている『ムシキング』と同様、カードを使って対戦をしていくアーケードゲーム。さまざまなファッションアイテムが描かれゲームでも利用できる「オシャレまほうカード」がゲームプレイごとにもらえる仕組みが女の子たちのオシャレ欲と共に収集欲をかき立てる。テーマが着せ替えということもあり、女の子だけでなくその母親も一緒になって楽しめる。今年1月末累計で、ゲーム機設置数は6800台、カード出荷枚数は1億400万枚にものぼる。先に【セガ(6460)、「オシャレ魔女ラブandベリー」の衣装を商品化し「LB Style Square(エルビースタイルスクエア)」で販売】でも報じたように、3月からは「LB Style Square(エルビースタイルスクエア)」というオフィシャルショップを展開し、関連グッズの発売も行っている。
また『爆丸』は【公式サイト】にもあるように、カードだけでなく、飛び出したり多数のコレクション性のあるキャラクターに“瞬間変形”したりする球も一緒に使って、「複数」のプレイヤーで対戦を楽しむカードゲーム。昔のベーゴマやメンコにカーリングの要素をちょっぴり加えたようなものといえる(コンセプト的には「ベイブレード」と似た雰囲気を持つ)。「コロコロコミックス」などでも展開している。
今回のアニメ化は、それぞれの作品のマルチメディア展開にも一役買うのと共に、対象作品・ゲームとアニメの相乗波及効果が狙えるものであり、関係各社共に期待をしているものと思われる。それだけにアニメ製作を請け負うトムス側の責任・使命はきわめて重要といえるだろう。
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