ジャスダック、「ステークホルダーズ本部」新設で情報収集を強化

2006年04月11日 06:30

株式イメージ【asahi.com】によると【ジャスダック証券取引所】では7月に「ステークホルダーズ本部」を設立し、情報収集機能を強化、上場後の企業の監視体制を強固なものとすることを明らかにした。筒井高志社長が語ったという。

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「ステークホルダーズ本部」は従来設置されている「自主規制部門」が上場審査などを行う部門とは別に設置されるもので、上場済み企業から定期的に業況などを聞き取り、合併や買収などで変わる業容などを把握するのが狙い。調査結果は取引所公式サイトに掲載するという。

要は法人系株式情報サイトなどが行っている上場企業のリサーチとその報道を、証券取引所自らが行うというものだと思って良いだろう。一般企業などによる取材と違い、証券取引所相手のものなら、取材を受ける企業側も言葉をにごすことも難しいだろうし、結果的に投資家にとってもより有益で正しい情報を入手できるチャンスが増えるというもの。もっとも企業からしてみれば「取引所による査察」のようにも受け止められるかもしれない。

ともあれ、どのようなペースや内容になるかはまだ不明だが、大いに期待したいところだ。

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