関東地域限定!? 山手線の駅メロ目覚まし登場
2006年04月10日 06:30
鉄道車両メーカーの【日本車両製造】が、JR東日本の山手線で流れる列車発車メロディ(駅メロ)を目覚ましアラーム音に採用した電波時計『山手線“駅メロ”目覚し時計』を発売し、話題を呼んでいるという(【参照記事:ZAKZAK】)。
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鉄道を利用している人にとって、利用区間で流れる駅メロは身近にして覚えのあるメロディ。毎日聴かされるうちに何となく好みになっている人も多い。ニーズに応えるべくすでに駅メロを収録したCDや携帯用着メロサービスは存在しているが、目覚まし時計としての販売は初めて。もちろん「自分で目覚まし音を登録出来る目覚まし時計」を購入して着メロCDなどで音を転送すれば似たような目覚ましは自作可能だが、そこまでやる人はさほどいるまい。
目覚まし時計には
・東京駅
・有楽町・五反田外回り
・品川内回り
・渋谷外回り
・新宿外回り
・池袋外回り
・上野、新大久保内回り
の計7種類の音楽や発車ベルを収録、好きな曲を選んで設定が可能。デザインは日本車両の鉄道車両デザイナーが担当し、周回軌道を持つ山手線にちなんで、山手線の全駅名を駅間の所要時間に対応した間隔で文字盤上に並べている。また、中央には秒針のように回る電車(山手線E231系電車)正面イラストを配置。車体色と似た緑色で全体が彩られている。
使用電池は単三電池2本、アラームオートストップ機能や音量調節ボリューム付き。サイズは幅14.6×高14.8×厚8.4センチ、重さは約400グラム。一般時計店での販売はしないとのこと。
鉄道ファン、俗に言う「鉄ちゃん」の心をくすぐるようなアイテムとして、すでにテレビ番組でも紹介が行われたらしく、一部ファンの間では人気急上昇中とのことらしい。少々値段ははるものの、鉄道好きなら興味をそそられるに違いない。
利用客が音だけである程度区別がつくよう、駅メロは駅ごとに、一部ではさらにホームや路線ごとに別々の駅メロが使われている。そういう意味ではバリエーションは非常に豊富なので、今後新しいバージョンにも期待ができる。
もっとも、寝室で寝ている時まで、通勤・通学を思い出させるのは勘弁こうむりたい、と考える人もいるかもしれないが(苦笑)。
(最終更新:2013/09/04)
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