静岡でお茶の評判にせまる勢いの大人気アイテム冷凍みかん、その理由はCDのヒット

2006年04月29日 06:30

冷凍みかんイメージ【asahi.com】によると静岡県のレコード店で「冷凍みかん」を連呼する不思議な曲がチャート1位を記録し、冷凍みかんがブームになっているという。週300袋以上売れるスーパーも登場するなど、その人気ぶりはホンモノのようだ。

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「冷凍みかん」イメージ冷凍みかんといえばごく普通のみかんを凍らせてシャーベット状にしたもの。しゃくしゃくとした歯ごたえと重量感で、みかんをそのまま食べるよりもはるかに大きな満足感を得られると共にお得な気分になれるステキアイテム。学校給食や電車の長旅では欠かせない一品だ。

今回静岡にその冷凍みかんのブームを巻き起こしたきっかけとなったのは、静岡県出身の大倉沙斗子嬢ら女性3人組「GTP」による曲『冷凍みかん』。作られたきっかけは「上野駅で買った冷凍みかんがおいしかったから」とのこと。

4月27日には静岡県の石川嘉延知事を表敬訪問し、冷凍みかんの魅力をピーアール。知事は静岡名産のお茶になぞらえ「今度はお茶の歌も歌って」と願い出たという。

商品絡みの単純明快なノリのよい曲というと昨今では「♪さかなさかな、さかなを食べると~」でおなじみな『お魚天国』が記憶に新しい。保険の「♪よ~く考えよう、お金は大事だよ」や「♪見直そう、見直そう」、先に行政処分を受けたアイフルの「♪どうする、アイフル~」などが好例。ヒットはしなかったが『コロッケのうた』などというものもある。また、昔懐かしい『およげ! たいやきくん 』なども似たような事例だろう。

単純明快、軽快なリズム、商品名の連呼といったいくつかの要因がうまくマッチし、流れに乗ると、商品そのもののセールスと共に相互作用的に曲も流行るのは、昔も今も変わらない。

明確なセールスプロモーションの意図があるかどうかは別として、純粋な想い(今回のなら「上野駅で買った冷凍みかんがおいしかったから」)は曲にされることによって、多くの人の共感を集めるようである。

(最終更新:2013/09/18)

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