例えば【バンダイナムコホールディングス(7832)】。元々バンダイとナムコが一つになった(正確には少々違うのだが説明がややこしいのでここでは省略)会社であり、「バンダイ」や「ナムコ」の旧会社名で検索する人も多いだろう。だが元々新社名に「バンダイ」「ナムコ」それぞれが入っているので、どちらの社名で検索しても「バンダイナムコホールディングス」は表示される。これは当然。

では、世間一般によく言われる、同社の略名「バンナム」で検索してみよう。実は「バンナム」でもちゃんと「バンダイナムコホールディングス」は表示されるのだ。これには驚き。

恐らく、同社の検索エンジン上の広告手法「リスティング広告(検索エンジンを使う際にユーザーが入力するキーワードと関連した広告を、検索結果と共に表示するもの)」の仕組みを応用したものだと思われる。つまり、直接キーワードに含まれるかどうかという通常の検索エンジンでの検索結果以外に、連想されるであろうキーワードをあらかじめ登録しておき、そのキーワードが入力された場合、結果候補として選択されるようになっているのだろう。

「バンナム」などは比較的分かりやすい例で、他には「光栄」で【コーエー(9654)】(旧社名)などがある。他に愉快な、もとい「連想ゲームじゃないんだから」と苦笑してしまうキーワードもいくつか例にあげてみよう。

ヤフーファイナンスは先にも記事にしたが(【Yahoo!ファイナンスに新機能、Javaを用いた高性能チャートでトレンドラインも引ける!】)JAVAによる多機能チャートが搭載されるなど、こっそりと、そして確実に進歩と飛躍を続けつつある。今回ももしかしたら、かなり前から存在していた機能なのかもしれない。期待したいところだ。

ちなみに関連キーワードは「とりあえず見つけたもの」だけを列挙してみた。もし何か他に見つけられたら、是非とも下のコメント欄などで教えてほしい。