日本でもっとも使われる検索サイトはヤフーで過半数の59%との調査結果
2006年04月27日 07:00
マーケティングリサーチなどを行う【オプト(2389)】は4月25日、検索エンジンの利用状況実態調査の結果を発表した(発表リリース)。それによると、検索のきっかけは、男性は新聞や雑誌の記事、女性はテレビ番組や知人の口コミなどがメインであると共に、日本でもっとも利用されている検索サイトは【ヤフー(4689)】で59%、グーグルがそれに続いて25%、MSNが4%であることが明らかになった。
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詳細はリリースそのものに譲るが、概要として
・検索のきっかけは、男性は新聞や雑誌の記事、女性はテレビ番組や知人の口コミから
・Yahoo! JAPANの検索結果画面は、年齢が上がるにつれて『上部スポンサーサイト』の注目度大
・検索結果は平均4ページ目まで閲覧
・検索結果に満足できなかった場合は、90%以上がキーワードを操作して再検索
・検索結果に重複して表示されるWebサイトは「しつこいと思う」「有名な企業」のイメージ
などをあげている。サンプル数が500とやや少なめなため、信憑性について多少疑問視されるところもあるが、興味深い内容といえる。また男女別だけでなく年齢によって検索エンジンへの対応が微妙に異なるなど、注目すべき結果も出ている。
さらに調査結果ではテレビ番組や雑誌など、既存媒体とネット検索との深い関係も改めて証明したことになる。当サイトでも「Keywords'Eye」をはじめちらほらとアクセス解析などを元にした実証実験をしているが、ネット上のマーケティングリサーチの奥深さを改めて思い知らされるばかりである。
余談になるが経験則などからすると、グーグルはどちらかというと中上級者・マニア層、ヤフーは初心者・一般層により多く受け入れられる傾向が強い。また、ヤフーのこれほどまでの優位性は日本独自のもので、アメリカでは圧倒的にグーグルが強い。
当方でも今回のデータを参考にし、より多くの人によりいっそう喜ばれるようなコンテンツの充実と最適化を推し進めて行きたいと考えている。
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